第3話 、羽搏く。

第1章 、第２話から続く。

天才数学者アーメン・ユーグフリードSNPL 将軍は、言いがかりのせいで、あらぬ疑いをかけられた。

アーメン・ユーグフリードは、社会的立場が高い人間で、数学の教師をしていた。

アッカド・ブリア・レオースを捜す、捜索隊のほとんどのメンバーも、

アーメン・ユーグフリードの数学の生徒だった。

捜索隊のメンバーは、アーメン・ユーグフリードを疑っていなかった。

捜索隊の一員でもある、アッカド・ブリア・レオースの息子も、疑っていなかった。

アーメン・ユーグフリードが、言いがかりで疑われると、社会的立場が高いため、

王様が捜査することになった。

だが、その王様自体も、アーメン・ユーグフリードの数学の生徒だった。

アーメン・ユーグフリードは、潔白だった。

疑いは、言いがかりだったので、アーメン・ユーグフリードと王様は、けんかをするような状態になった。

そして、アーメン・ユーグフリードは、エジプト追放、不動産系の財産没収となった。

その時も、「 無実の人間の財産を没収するなんて、泥棒のようなものだ…」などと、言っていた。

その後、アーメン・ユーグフリードの無実が証明されると、

捜索隊のメンバーや、アッカド・ブリア・レオースの息子が王様にとりなした。

それで、追放処分は取り消さないが、財産没収は取り消すことになった。

エジプトの不動産系の財産は手にすることができる。だがエジプトに来れない。

そこで、具体的には、アーメン・ユーグフリードの、エジプトの不動産系の財産は、そっくりそのまま相続させることになった。