[4] エピローグ

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新しく建てられた綺麗な学園には、たくさんの生徒が集う。 そこに以前の生徒会の姿はない。 しかし、それに不満を言う生徒は1人としていない。 新たな学園のトップは申し分ないのだ。 学園の理事長である葛城家の当主は、社長の座を息子に継ぎ、ずっと学園にいた。 「学校体制やら理事会やら、やらなくてはならないことがたくさんあるな」 彼は独りごちた。 「あの子が学校生活に戻ってくるまでに……」 その時は近い。
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