01.ハジマリ、ハジマリ。

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――ぐちゅ、 じゅぶっ、… 「ふ、…っ やだよ、マヤ… こんなの…っ!」 「…ふーん? その割りに、前はお漏らし状態だけど?」 そう言うと、わざと音を立てるように、モノを強く扱かれる。 普段、自分でシている時ですら、こんな状態にはならないのに――… 卑猥な水音がいやに耳について、羞恥心で体がビクビクと震えた。 「ほら、気持ちよさそー。 シン。 ホントはわかってるんだろ?」 「っ、や…!」 「…でも、そんな簡単にイカせてやらないから。 夜はまだまだ長いんだし。 ね?シン…」 額に、頬に、唇に、 優しく降ってくるキス。 咥内に差し込まれた舌の熱に、思考回路がショートして、もう…何も考えられない。
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