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「それは無いやろ。良二がルミちゃんの処へ……」
「おぅ、そうするよ」
良二は即答すると立ち上がった。
「さぁさぁ……ルミちゃんは浩二の処へ」
ルミを急き立てるようにして良二はルミの場所に移動した。
「分かったす……」
ルミは苦笑いしながら浩二の隣に座った。
「じゃあ、4人の再会を記念して
乾杯しよう。皆、ビールを持ったかい。乾杯!」
浩二が乾杯の声を甲高い声で言った。
『ガッキッ』
「乾杯!」
ルミが生ビールを一気に飲み干した。
『プハー』
「旨い……」
「ルミちゃんってビールを美味しそうに呑むね……」
浩二が微笑みながら言った。
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