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「……何で黙っているの?」
「……良く分からないから……」
「よし、俺達が相性が良いか悪いか、
今日は徹底的に検証しようよ」
「えっ……」
(……まさか……セックスの相性なの……)
ぼそっと真紀は不安そうな表情で言った。
「……真紀ちゃんは、アルコール弱いのかい?
耳たぶまで真っ赤だよ」
「アルコール弱いのよ。すぐに真っ赤になるの……」
「……そうだな。酔っぱらっていると……
感覚が鈍くなって感じなくなるから……これ以上飲まない方が良いかも……」
浩二は語尾をボカシながら呟いた。
「えぇ……うん……」
曖昧な返事を真紀はした。
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