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「なんすか?」 後ろを振りかえながらルミが言った。 2人の若い男性が極上の笑みを浮かべていた。 ブルーのスーツを、さらっと着こなし耳にはキラキラ光るシルバーのピアスをしている。 2人とも背が高く、ほっそりとした色白な顔立ちをしていた。 そして、切れ長の涼しい目で、睫毛が長い。 どこから見てもイケメン風でホストの雰囲気を漂わせていた。 「お姉様、イケてますね」 ルミは黒いスカートに燃えるような紅いブラウスを着ていた。 ハーフのせいかエキゾチックな顔立ちのルミは年齢より上に見られる。 ブラウスの胸元が大きく開き、白い胸の谷間がチラッと見える。
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