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『……ウッフフ……』
「どうしたんだ?」
「もし、キスしたままで、エレベーターのドアが開いたら、どうなったかなと想像したら可笑しくなったの……」
「……おそらく腰を抜かしたかな……」
「……まっさかぁ」
「そんな冗談を言ってる場合じゃない。あまり時間が無いからな」
浩二の部屋は4階の角部屋だった。
ドアを開いて中に入る。
プーンとアロマのラベンダーの香りが
鼻孔をくすぐった。
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