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母「だ、ダメよ!護くん!!そんなちんけな
物よりこっちの方が合格率が上がるわよ!!!」
舞「何よちんけな物って!!
そっちこそお金を掛ければ良いって言うこと
じゃないくらい分かるでしょ!?」(ギャース!!)
母「私のお守りは私の想いでは足りないから、
護くんのラッキーカラーを足したまでよ。
私の沢山の想い[愛情]をお守りに積めて
何がいけないっていうのよ!!!」(ガォー!!)
舞「あんた護くんの話聞いてた!?
そのエメラルドのせいで、ラッキーカラーが
逆にアンラッキーカラーに
なろうとしてるのよ!?
お守りって言うのは、その人のためにその人の
ことを想い、自分と相手の願いを込め、
より時間をかけて一生懸命に編んで、
そしてやっと出来上がる・・・
これがお守りってもんじゃないの!!!!!」(バァーン)
母「ウッ!!」
護「(何か説得力ある・・・)」
母「うぅ、で、でもせっかく作ったのに・・」
護「ハァ~、しゃーない・・・
どっちも貰うよ、ちょうだい」(ハィ)
母&舞「へ?」
護「だからどっちも貰うって。
どっちも受験会場に持っていくよ」
舞「え、でも・・・」(チラッ)
母「・・・・・・・・・・」
護「想いが重いとはいえ、僕のために一生懸命
作ってくれたんだ。だから二人の期待に応えら
れるように頑張ることにするよ」
母「!!!」(ズキュゥゥゥゥン!!!!!)
舞「!!!」(ズキャアアアアン!!!!!)
母「な、なんて優しいの・・・」(ウルウル)
舞「か、カッコよすぎる・・・」(ポッ)
護「(そんないいこといったかな?
表情が急変したぞ・・・?)」
母「ならはい!!////」(スッ)
舞「ならこれも!!////」(スッ)
護「ん、なら行ってくるよ」(スタッ)
母&舞「いってらっしゃーい♪」(パァァ)
母「護くん・・・なんて素敵なの♪」(ウットリ)
舞「カッコ良かった・・・」(ハァ~ン)
ダダダダダダダダダダ!!!!!
紅「あれ!?兄貴は!?
せっかくお守り持って来たのに!!」
母&舞「(ア~ア、カワイソウナヤツ【笑】)」
護「あ~、朝からイライラするな~」(ハァ)
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