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【試験会場の丸々高校】
ガヤガヤ、ざわざわ
友「へー、わかってたけど結構人いるな~」
幼「何だ友、もぅびびっちまったか?」(ニヤニヤ)
友「アホか、んなもんでビビるなら
こんなとこいねーよ」
幼「はっ、違いねえ」(クックッ)
護「そんなことより、幼は只でさえ
女子なんだからあまり大きな声は
出さないでよ」
幼「何だよ護~、あたいが男みたいな言い方は
やめろっていつも言ってるだろ?」
護「幼は性格が男よりも男らしいんだよ。
ほら、あそこの男子がめっちゃビビってるよ」
幼「あん?あんた何こっち見てんの?
言いたいことがあるならハッキリ言いなよ」(ギロリ)
男子1「な、何でもありまじぇ~ん!!!」(ジョーーー)
男子2「(ブクブクブクブクブク)」
友「幼!!何もそこまでやる必要ないだろ!?」
幼「し、知らんよ!!
別に何もしてないだろ!?」
護「(幼は目元がキツい時があるからな~、
しかし漏らすほどビビってしまうとは・・・
幼この学校で天下とれるんじゃない?)」
幼「もう知らん!!さっさと教室に行くぞ!
護!場所はどこだ!」
護「偶然にも3人とも教室まで一緒とはね。
あっちの校舎の2階だよ」
友「おい良いのかよ、今の男子達、まだ彼処で
泣いてるぜ?」
幼「いいんだよ別に!
あたいが何かした訳じゃないんだし」
友「ん~~~、ちょっと声掛けてくるよ」(タッタッ)
幼「あ、おい!」
護「まあ任せようよ。友は元々他人を
ほっとけない性格なんだし。待ってようよ」
男子1「フグッ、ヒッグ」
男子2「フー、フー、」
友「なぁ?ちょっといいかな?」
男子1「ひっ!?」
男子2「!!??」
友「ゴメンな!アイツも別に怒っていた訳じゃ
ないんだ。ただ元々目付きが余りよくない
だけで、根はメッチャ優しいんだぜ!
まぁ今回のことは忘れて、お互い頑張って合格
出来るように頑張ろうぜ!!」(ニカッ)
男子1&2「!!////」
友「じゃな、健闘を祈る是よ!!」(タッタッタッ)
男子1「かっ、カッコいい///」(キュンキュン)
男子2「(ポッ)」
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