俺の名は高橋元気。

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俺の名前は、高橋元気。 中学3年の頃、友達といざこざがあり、仲間外れにされいじめられていた。 俺は、卒業するまで友達と呼べるような人がいなくなり、卒業するまで一人で過ごした。 これは、高校生になった俺のいじめへの復讐と様々な人との出会いで変わっていく物語である。 高校一年生になって、奴ら(俺をいじめていた人達)とはクラスは離れていたので、すぐに友達もできた。 クラスの友達を紹介したいが、これはまたにしておこう。 今は、帰りの電車の中だ。 俺の隣には可愛い女の子が座っている。 名前も学年も知らないが、同じ学校で、同じ駅から通学しているのは知っている。 そう、俺はこの子に一目惚れしたのである。 毎朝、駅で見かけて可愛いなあと思い好きになってしまった。 ポニーテールで笑顔が可愛く、お年寄りに席を譲れる優しさ、もうドストライクである。 俺はたまたま帰りの電車で一緒になって隣に座られたのでとても緊張していた。 目的の駅に着いたので俺は、「 友達になってください」 と絶対言うと心に決め電車を降りた。 駅に着くと、女の子は足早に階段を降りて改札を抜けると、俺の帰り道とは違う方向へ歩いて行った。 高橋「やっべえ、どうしよう。逃げられた」 仕方ないので俺は、女の子を追いかけた。そう、ストーカーである。 高橋「まあ、仕方ないね」 と言いながら俺は階段を降りた。 女の子に近づいていくと、変な男たち2、3人が女の子に声を掛けて、物陰に連れ込んだ。 女の子「ちょっ、ちょっとやめてください。離してください。」 男A「俺たちと今から楽しいことしないか?」 これはやばい。。。と思った俺は、無我夢中で飛び込んだ。 高橋「おい、てめえら!その子から手を離せや!」 俺は、びびりながら足をぶるぶるさせて言った。 男A「なんやおまえ?この女の彼氏か?」 男B「アニキ、こいつやっちゃいやしょう。」 男C 「足ガクブルでチキってんじゃねぇか?やんのかゴラ?」 女の子「私は大丈夫です。だからあなたは逃げて!はやく!」 高橋「うるせっ!困ってる女の子が目の前にいて逃げる分けねえだろ!」 と言いながら俺は逃げた。
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