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ていうか多分バレたよな…?
ちっ、せっかくバレずに襲って開発してやろうと思ったのに千里のせいで水の泡だ。
まあ俺も『イイコト』とか言ってたし薄々気づいてたのかな?
「抱くってセックスですよね?チャラ男さんが俺を?」
質問が唐突すぎて言葉もでない。
抱くってセックス意外に何があるんだよ。
しかもチャラ男さんが俺を?って当たり前じゃないか。
その逆なんてありえないにも程がある。
「うん、そーだよぉー?やっぱり嫌だったかなぁー?」
「いや、俺はその逆…。あ、何でもありません!会ったばかりですけどデートしましょう!」
最初に平凡顔が言ってた言葉は聞こえなかったが放課後空いてるのは確かだ。
デートとかじゃないんだけど。
了承してくれたのは良いが問題は俺の後ろにいるこいつだ。
さっきから後ろで何か言っている。
「だーかーらー…。駄目だって!こいつ絶対危ないよ!行くんだったら俺もついていく。」
邪魔をしようとしている様だ。
「はぁー?意味わかんないんだけど。抱くだけなのにお前がついてくるのとかおかしいから。」
口調が違うだとか気にしていられない。
「抱くだけ抱くだけって、もし襲われたらどーするの!?そんなのお父さん許しません!」
「誰がお父さんだよ!お前なんか知らないね。」
「あ、酷い…。」
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