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「千里、何言ってんのぉー?関係ないんだからぁー。入ってこないでよぉー。」
ホント何言ってんだよ。
千里が風呂入る意味が解らないんだけど。
「良いのー!俺が入るから!二人は黙ってなさい!!」
千里はそう言うと風呂に続く廊下を歩きながら服を脱ぎ出した。
バタンッ
「……行っちゃいましたね。」
「……行っちゃったねぇー。でも何であいつ風呂の場所知ってたんだろぉー?」
それが疑問でしょうがない。
「チャラ男さんはやっぱりセフレがいっぱいいるんですか?」
突然きわどい所聞いてくるんだなこの平凡顔。
「セフレはいないかなぁー。俺、一度抱いた奴はもう抱かないからさぁー。」
「そうなんですか。相手はそれは了承してるんですか?」
「いやぁー?いっつもはぐらかしてるから解んないやぁー。」
「へぇ…。」
こいつは何を言いたいんだ。
こんな事を聞いてもお前に何のポイントも入んないのに。
「俺も捨てるんですか?」
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