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ふーん……。
そんなことを気にしてたのか。
自分が捨てられたくないからって。
「捨てられたくないのぉー?ていうか別に捨ててないんだけどなぁー?」
そう…。
俺は捨ててない…。
ただ相手にしてないだけだ。
「捨てないなんて確証はないじゃないですか。だったら俺が……。」
「捨ててあげます」という言葉が聞こえた時には平凡顔の顔が目の前にあった。
「んぅ…。ぁっ、はぁ。」
下唇を貪られて上唇も同じようにされた。
口を開けてと言わんばかりに俺の唇を全体的に舌で舐めてくる。
「口、開けて下さい…。」
「はっ、あっ…。んんっ。」
何でこんな状況になってるんだ?
キスされるなんて。
さすがに酸欠気味になってきたので空気を求める様に口を開けた。
そこを狙っていたのか直ぐ様平凡顔の舌がさしこまれた。
俺の舌を絡めとる様に動く舌に不覚ながら感じてしまう。
「…もっ、だめぇ。はぁはぁ。」
下半身に熱が溜まっていくのが自分で嫌でも解ってしまう。
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