第1章

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僕は軽音学部に入っていて、エレキギターを担当 している。僕の通っている学校は 有名私立高校だけあって、よく、ライブとかにもでる。 そのため、腕を磨かないと、恥ずかしいことになるので、 頑張っていたら、だいぶ、弾けるようになった。 本当によかった。 軽音部の仲間もいてくれて、家族も相談に乗ってくれる。 こんなに幸せなのは、一生にあと、何日あるのだろう。 せめて、高校卒業するまでは、こんな調子だろう。 そう思っていた。 そう思っていたのに。 一か月後は 惨めな子供。僕はまだ子供だった。 あと2年もしないうちに大学に行くか、就職するか、という ほぼ社会人なのに。
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