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「未来は飯田好きだねぇ~」
翔はスルメをくわえて頷いている。
……いいな、私も欲しい。
「あ、舞も欲しいんでしょ?ほらあ~ん」
スーパーウルトラキューティクルフェイスが私にあ~んしてくれている!
スルメなのが何か勿体無いくらい!
「ありがと~」
彼氏とラブラブで、
仲間がいて、
友達がいて、
幼馴染みがいる。
私ってほんと幸せ者だなぁ。
にしても、さっきから翔がソワソワしてるな。
ハイテンションだと思ったら、大人しくスルメ食べてるし。
今は何かキョロキョロしてるし。
「どしたの、翔」
空くんが私の頭に手を置きながら翔を見る。
彼はいきなり立ち上がり、私達を指さした。
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