第1章

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セックスを終えた頃 雨宮先輩が逝っちゃって 寝ていた。 そんな雨宮先輩をよそに服を着た。 裸の雨宮先輩。 細い身体なのに筋肉質で 肌の質感もいい。 抱いていて気持ちいいんだよなぁ。 その辺の女の子より 肌も白いしね。 俺は先輩に布団を掛けて 外に出た。 蓮「恋、何してる?」 うわ 変な時に鉢合わせか。 「保健室に居たんだけど?」 蓮「怪我はしてないのに、か?」 不機嫌そうな蓮兄。 「…言わないとダメ?」 蓮「誰とだ?」 「先輩。」 蓮「そうか。 雨宮を見かけなかったか?」 「さぁね。」 蓮「俺様に隠すな。 雨宮とやったんだろ?」 「保健室覗いてくれば?」 蓮「はぁ。 風紀委員会に批判の手紙が届いた。」 「俺の所にも、きたかな。」 蓮「お前の淫行もな。」 「フフッ。 屋上に行かない?」 俺はもう歩いている。 蓮兄は小走りでついてきた。 蓮「お前、学校中の生徒、教師に手を出してるらしいな。」 「そうだっけ?」 蓮「風紀を乱している。 何故、風紀を正さない、と痛い所を突かれた。」 「あはは。」 蓮兄が俺の腕を掴み向き合う形になった。 蓮「笑い事ではないぞ。」 「じゃあ、俺にお仕置きしてよ。」 俺は首を傾げる。 蓮「!…呆れた。 優しくヤッてるのに…思い切りヤるぞ?」 「でも あんまり痛くしたら、やだなぁ。」 少し甘える口調で蓮兄を上目遣いで見る。 この仕草に蓮兄は弱い。 蓮「ばっ、馬鹿。 誰かに聞かれたら面倒だ。」 蓮兄は歩き出した。
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