第1章

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「兄さん、ここじゃ…」 制止する俺の声を聞かずに蓮兄は俺のズボンを下ろした。 俺は机の上に倒される。 そのまま蓮兄は俺の足を開き 俺を引き寄せた。 「ぅっん…」 入る瞬間は痛くて 声を出しちゃうんだ。 蓮「はぁ…はぁ。」 俺の太腿の付け根を掴み 離れなくして 腰を振る蓮兄。 ドンドン 入ってくる…ぁぁ… いつもより乱暴で…爪を立ててて痛い。 「兄っさっ…んっ! 許しって! やだぁ…痛いっ…」 唇を噛み締めた。 蓮「痛くっするって…はぁ、言った、ろ?」 「やだぁっ!…兄、さんっ!!」 蓮「ダメだ…もっと…もっと…俺をっ感じろっ」 「ぅんっ…」 より一層、激しくなった。 痛くて…凄く…気持ちいい… 蓮兄を感じる。 俺が泣きながら蓮兄を見ると 蓮兄が動きを止めた。 蓮「はぁ…はぁ…少しは、懲りたか?」 「…ぅん…」 ズルッ と 蓮兄が抜いた。 まだ蓮兄の熱が俺の中にある。 蓮「そろそろ、会議だ。 もう行く。」 蓮兄が身嗜みを整えて出て行った。 俺は身体を起こし 太腿を見た。 爪痕が残り血が滲んでる。 「俺の身体を…傷付けるのは 兄さんだけだよ。」 下着とズボンを履き 乱れた机の上を整頓した。 二日連続は腰に響くな。 ガチャ と ノックなしで誰かが入ってきた。 「ん? 誰、かな?」 「…一年、六組の…虻川です。」 俯く彼女。 新入生か。 「どうかしたの? 今は授業中の筈だけど。」 虻川「虐められてて…教室から 逃げてきました。」 「取り敢えず、座ってよ。」 本気で救いを求める目だ。 俺は愛想笑いを浮かべ 設けられたソファに彼女を座らせた。 そして 真剣な表情を見せる。 「イジメってどんな?」
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