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「兄さん、ここじゃ…」
制止する俺の声を聞かずに蓮兄は俺のズボンを下ろした。
俺は机の上に倒される。
そのまま蓮兄は俺の足を開き
俺を引き寄せた。
「ぅっん…」
入る瞬間は痛くて
声を出しちゃうんだ。
蓮「はぁ…はぁ。」
俺の太腿の付け根を掴み
離れなくして
腰を振る蓮兄。
ドンドン
入ってくる…ぁぁ…
いつもより乱暴で…爪を立ててて痛い。
「兄っさっ…んっ!
許しって!
やだぁ…痛いっ…」
唇を噛み締めた。
蓮「痛くっするって…はぁ、言った、ろ?」
「やだぁっ!…兄、さんっ!!」
蓮「ダメだ…もっと…もっと…俺をっ感じろっ」
「ぅんっ…」
より一層、激しくなった。
痛くて…凄く…気持ちいい…
蓮兄を感じる。
俺が泣きながら蓮兄を見ると
蓮兄が動きを止めた。
蓮「はぁ…はぁ…少しは、懲りたか?」
「…ぅん…」
ズルッ
と
蓮兄が抜いた。
まだ蓮兄の熱が俺の中にある。
蓮「そろそろ、会議だ。
もう行く。」
蓮兄が身嗜みを整えて出て行った。
俺は身体を起こし
太腿を見た。
爪痕が残り血が滲んでる。
「俺の身体を…傷付けるのは
兄さんだけだよ。」
下着とズボンを履き
乱れた机の上を整頓した。
二日連続は腰に響くな。
ガチャ
と
ノックなしで誰かが入ってきた。
「ん?
誰、かな?」
「…一年、六組の…虻川です。」
俯く彼女。
新入生か。
「どうかしたの?
今は授業中の筈だけど。」
虻川「虐められてて…教室から
逃げてきました。」
「取り敢えず、座ってよ。」
本気で救いを求める目だ。
俺は愛想笑いを浮かべ
設けられたソファに彼女を座らせた。
そして
真剣な表情を見せる。
「イジメってどんな?」
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