第6章バレンタイン
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その途中、何度も呼び止められ、渡そうとする女達。 だが、すべて無視だ無視。 「おはよ」 桜河の面子だけに挨拶して席に着く。 「龍樹、モテモテだな」 「しらねぇよ…俺は冬実だけで十分だし」
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