第9話

12/40
前へ
/40ページ
次へ
「おーい、由莉?妄想しているところ、悪いんだけど。」 「あ、桜。こっちこっち。ごめんね、呼び出したりして。」 「いや、良いけど。どうした?」 「ふふ、桜には一番に報告しようと思って。」 「なによ?」 「私、辰巳さんと結婚することになった。来年の三月に式も挙げるから、来てほしいな。」 「・・・・行くのは良いけど、なんで三月なのよ?」 「実はね・・・・。」 桜に、結婚の報告をしたくて、近くのカフェに呼び出した。 三月に結婚式をしたい理由を話すと、私らしいと言われた。 そして、月日は流れ大学卒業。 友達と泣きながら、思い出を語りあった。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

65人が本棚に入れています
本棚に追加