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「おーい、由莉?妄想しているところ、悪いんだけど。」
「あ、桜。こっちこっち。ごめんね、呼び出したりして。」
「いや、良いけど。どうした?」
「ふふ、桜には一番に報告しようと思って。」
「なによ?」
「私、辰巳さんと結婚することになった。来年の三月に式も挙げるから、来てほしいな。」
「・・・・行くのは良いけど、なんで三月なのよ?」
「実はね・・・・。」
桜に、結婚の報告をしたくて、近くのカフェに呼び出した。
三月に結婚式をしたい理由を話すと、私らしいと言われた。
そして、月日は流れ大学卒業。
友達と泣きながら、思い出を語りあった。
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