涙の答え

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いつも君にいろんな事を伝えてきた。 「僕は今、星を見ていたよ」 「ひとりじゃないってことはひとりの夜に分かる」 その日のことや、思ったこととか。 今日もまた、君に伝えたいことがある。 君がいなくなってしまった世界の中で、 僕がみつけた「正解」 「僕らはいつの日か、[僕]と[君]になっていったんだね」 僕は、「いつか終わる旅」に出る。 ずっと怖かったけど、 君がいなくても、僕は僕でいられるとおもう。 いや、僕でいなきゃいけないんだ。 強くならなきゃいけないんだ。 けど、僕は弱いから君がくれた 「終わりは始まりだけどずっと続いてるものだよ」 という言葉も一緒に持っていくよ。 僕らはいつでも、答えを求めていた。 それは、この世界を愛していくため。 そして、 一人になっても生きていけるために。 君と走り抜けた光の世界。 どんなに暗い闇の中でも、僕らは間違いと戦ってきた。 正解にこだわりすぎて、 眠れなくなる夜を過ごしたこともあった。 けど、僕は君がいたから乗り越えられた。 でも、今の僕は違う。 君がいなくても乗り越えてみせる。 空から見ている君を安心させられるように。 今日もまた、 一番星のような君のいない世界で僕は今、星を見ていたよ。
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