第1章 異次元へ

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「いらっしゃ~い、丁度さっき届いたよ。」 「店長さん、こんにちは~ ナイスタイミング!」 ここのカード屋の店長とは準が高校に入学した時からの付き合いで時々、準が必要としていたカードを取り寄せてくれてたりする。 あまり広くは無いが品揃えと価格は他所のショップよりも良く固定客も多い。 「それにしても早かったねぇ~学校は今日までだっけ?」 「はい、明日から夏休みですよ!」 「ハハッ、そうか夏休みか…懐かしいなぁ…おっと、いけないほら、これが注文の商品だよ。」 店長はそう言って棚から商品を取り出した。 「ありがとうございます! やっと届いた…。」 「代金は前もって頂いてるからね、毎度あり。また宜しくね」 「はい、ありがとうございます。」 目当ての物を手に入れた準は上機嫌で帰宅した。
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