ゆめのまたゆめ

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しかしながら、その声は、彼女には届かなかったのだろう。 ーーーツーーツーーーツーーー まるでモールス信号のように、虚(むな)しく一定のリズムで流れるその音は、俺に絶望を与えた。 2009年2月14日のことだった。
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