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「ん?やだな。怒らないでよ。信頼している証じゃないか。」
「別にこんなことで怒らん。お前の頭に隕石でも落ちないかなと思っただけだ。」
そう言って、渡されたトマトジュース(ホット)を一気に飲み込む。
…。やはり、疲れた体にはこたえる。
「それより、今日これから“あきビル”で“お仕事”があるのだけれども、一緒に行かない?バイト料弾むから。」
「…俺に拒否権はないのだろう?」
「まあね。」
…正直、溜め息しか出なかった。
「とりあえず、誰かあたってみるわ。」
そういって俺は、今夜のシフトを代わってもらう人員候補に片っ端から連絡を入れた。
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