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「マスター…摘みくれ」
「畏まりました」
マスターはお摘みのアラカルトをテーブルに持って来た。腹に詰め込めるだけ詰め込むと、
「よっしゃエネチャージ完了! グーンダーン! マスター酒だ酒、飛び切りキツいの頼む」
マスターに酒を頼む。
「良い機会です。テキーラを試してみては如何でしょうか?」
マスターはテキーラの瓶を投げてよこしたので、掴んでテーブルの端で注ぎ口を割り、一気に喉元へ。
「んぐんぐんぐ………! ぶふっ!! どぎついのキター!」
体の芯から熱くなって来た。口から火を吹きそうだ。もっとだ。もっと酒を飲まないと…。
「マスター! 有りっ丈の酒を寄越せ!」
そう言うと、マスターはマッコリ、泡盛、日本酒、老酒とどぎついのを次々投げて来た。
四本を同時に喉元へ投入する。
「チャンポンシステム、作動、シマス。全上戸、ガジェットノ、機能、フルスロットル状態、スタンバイ!」
「アディオス・ムチョス! 怒り上戸、笑い上戸、泣き上戸、絡み上戸、フルスロットル!」
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