女優

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「日高くん!」 「な、な、な・・・」  そう言って、さっきの女子高生だと気付いたのか慌てて家に入ろうとした。  すかさず日高くんの腕を掴むと後ろから抱き付いた。 「な、な、なんなんだ!?キモイ・・・」 「キモイ?そんな事を言うならさっきの事、今すぐ近所に言うわよ」 「さっきの事って?」 「惚けても無駄よ。私を見ながら一人で・・・」  日高くんは慌てて玄関を開けると私を家に押し込めた。  おかげで玄関に寝転んだ。
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