十八章 過ぎ去る

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   ベインが口を開こうとしたが、彼が言葉を口にする前にレイガンは笑った。どうやらベインはいいのかと問おうとしていたらしい。 「わかったな?」 「うん」  大人しく頷いたベインはにこりと笑んだ。  この三日後、レイガンの越境許可証の確認が済んだと役所から連絡が来た。 .
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