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人類は古代から、恐怖に脅えていた。
目に見えない、小さな物の大きな恐怖。
突然、大量に発生し人類に襲いかかり、
時には、ペニシリン等の薬を作り出す。人類にとって敵か味方か分からない生物達である。
過去にペストが流行し、ヨーロッパの3割もの人が亡くなった記録もある。
ネズミに寄生するノミがペストを媒介し、人々の命を奪ったと。
ネズミが悪いのか、ノミが悪いのか、両者に罪は無い。一生懸命に生きて、決してペストを流行させようとしていた訳ではない。
近年においても、エボラ出血熱、サーズ、インフルエンザ、マラリア、エイズ、デング熱、O-157等、様々な微生物が、人類を襲ってくる。
一体どうなっているんだ。
過去より断然便利で快適な時代ではあるのに。
インターネットで検索すれば、ほとんどの情報は知る事が出来、電話は、ほとんどの場所で繋がる、24時間好きな事を好きに過ごせる時代なのに、小さな目に見えない恐怖に脅えている。
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