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食物連鎖という、生物の勢力図を覚えているだろうか。
三角形の、そう、ピラミッド型の図。
三角形の底辺には、植物や小さな生物。その上には、植物や小さな生物を食する生物。その上には、それを食する生物。上に階層が上がる度に、面積が小さくなり、生物の数と一致させている。
理にかなっている様に思うが、本当だろうか?
三角形の頂点に立つ人間は、裸でどの動物に勝てるのか、道具が無ければ動物には勝てないというか、勝ってもいない。
野生の生物の定義としては、数が多いほど繁栄しているのではなかろうか?
人間を頂点とした、都合の良い絵でないだろうか。
繁栄順もしくは生息数で考えると、逆三角形になり、一番弱いと思われていた底辺のグループが、上になるのではないだろうか。
そう考えると、三角形ではなく逆三角形の体になり、人間や肉食獣が下になる。
人類は許さなかったのでは、知能という武器を盾にし目を背け、今日まで経ったのであろう。
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