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そうだね
ってあれ…さっきまで街に向かう途中じゃなかったっけ?
僕がムキになって魔法を使…あれ…思い出せない…
『クロが無理やり魔法を使おうとしたから私がクロを眠らせたの。
クロは魔力自体あまりないし身体に負担が掛かりすぎるから』
〔ロアしゃん何言ってるん!?
クロしゃんが何か女の人に…!ムグ!?〕
ロアがウサ熊さんの口を両手で抑えて離れたところに拉致したのを確認して心の中で手を合わせた僕
急に殺気を振り撒くロア
『あんたは黙ってなさい…さっきの事話すと次は加減無しで本気で殺るわよ…』
〔ビクッ!…わかりました…〕
『時が来たら私からクロに話すからお願いね…。
まぁクロの記憶が戻っちゃったら話す事は何もないけど』
〔ロアしゃん…クロしゃんの記憶って…過去に何があったのん?〕
『それも追々話すから今は何も聞かないで』
〔訳あり承知しました!
クロしゃんの所に戻りましょう!〕
『聞き分け良い子で良かったわ
戻りましょうか』
そう言うと二人してクロの所に戻ってきた
ウサ熊さん無事だったんだね!
てっきりロアに…
『そこまで私は酷くないよ!?』
〔そうですよ!ロアしゃんは身体も心も小さいけどそんな!〕
『ウサ熊さんて非常食に最適だよねクロ』
おふっ
ウサ熊さん言葉に気をつけないと危ないよ…
〔気をつけるね…〕
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