第1章

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〔少しは気になろ?ね?願いだから…〕 わー…ウサ熊さんが喋ってるー 『わー…ウサ熊さんが喋ってるー』 (ハモり) はい少し気にしました終わり 〔それだけ!?〕 うんそれだけ! 『クロ、時間が勿体ないから早くいこ』 だね。じゃあウサ熊さんまたどこかで そう言ってスタスタ街に向けて歩き出した僕達。 〔フゥ...ゥ...アゥ...ゥゥゥ...チラッ...〕 ロア…流石にひどかったかな? ウサ熊さん泣いちゃった 『いいのよあれで。付いてきちゃったら面倒だし困るし面倒だし』 でも僕の良心がズッキーニ… 『ギャグ言えるなら大丈夫、ここは極寒?って思ったくらい寒いけど』 僕の心が極寒になりました(泣) 〔クロしゃん私が暖めてあげますん!〕 ビクッ!気が付いたらいつの間にか足元に頭をこすりつけてるウサ熊さんがいた。 なんか可愛いな…。 うん…決めた!ロア! 『だめ!』 まだ何も言ってないよ! 『言わなくても分かるからだめ!』 そこを何とかお願い! 『だめったらだめ!』 何でも一つ言うこと聞くから! 『何でも…?』 うん!何でも!だからお願い! 『そこまで言うなら…わかった。後で何でも言うこと聞いてもらうからね?…フフフ...』 僕は人生に置いて過ちを犯したしたかもしれない ロアの含み笑いに背筋がゾクッとした…
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