新しい家族

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家に着いた私は、両親がいないことを確認して子猫を自分の部屋に連れて行った。 両親はきっとペットを飼うことを反対するだろう。 そう思った私は、こっそり飼おうと思っていた。 冷蔵庫にあった牛乳とソーセージを持っていき、子猫に与えた。 すると子猫は牛乳とソーセージをあっという間に間食してしまった。 「お前、食いしん坊なんだね。」 「みゃー!」 子猫が返事をしたように思えて、思わず笑ってしまった。 「うーん。 お前って呼ぶのもあれだから、名前を付けようかな。」 しばらく考えていると、子猫が再び「みゃー」と鳴いた。 「そうだ。 みゃーって鳴く猫だから、『ミコ』って名前にしよう。」 我ながらいい名前を考えたと思った。
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