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「なら、話、勧めていくけど。仕事内容は学園を、言わば自慢できるようなちゃんとした坊ちゃん学園にすればいいんだよな?」
「まあ、簡単に言えばね。」
「期間は?一応、入学して革命起こしていくってことだから、卒業までだと思ってるんだけど、」
「うん。卒業までで。」
「わかった。それと、条件のことだが、俺が親父に出してた条件は聞いているんだろ?飲んでくれるか?」
「あれくらいならのむよ。」
「じゃあ、今日から情報集めて、1年後に改正させる予定だから。」
「了解。頼むね、虎哲」
「ああ。仕事だし。じゃあ、いくわ」
仕事内容の確認は終わったし、出ていこうと立ち上がると、博文さんから静止の声が。なに?と尋ねると迎えがくるとのこと。
「迎えって……誰」
「虎哲達の担任。この学園の先生で俺が唯一っていいほど信頼してる人かな」
誰かと尋ねると、博文さんらしくない返答がかえってきた。信頼してるなんて珍しい……
なんてビックリしていると、ガチャと扉があき、
「なんだよ、博文。個人的な話って…………え?」
怠そうに入ってきたホストらしき格好をした人物。俺らをみると、焦りだし、中に入らず扉をしめた。
すると、コンコンコンとノックがなり、博文さんが笑いながらどうぞというと、失礼します。と入ってきたホスト(仮)。
ご要件は?なんて聞いてるけど、ホスト(仮)、やり直しても無意味だと思うわ。
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