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「その橋川 涼太先輩は1人で行動しているんですか?」
「いや、右腕と呼ばれていて、いつも橋川と一緒にいる、柳 遊星というやつがいる。そいつはフレンドリーな方だがこいつもケンカっ早いし、強いな。」
「そうですか……」
情報をきき、どうやってその総リーダーとその右腕と接触するかを考える。Zクラスに接触とはいってもリーダーと関わりを持てればいいわけで。
それに本格的な改善は来年の春からだしな。
うーん、と唸っていると
「ぶっ倒して引きずってくるか?」
と、彪太からの提案が。だが、
「彪太だけに任すわけにはいかない。彪太が負けることはないにしろ、怪我をするおそれはあるからな。だから、2人で接触しに行こう」
と答える。彪太の発言でひらめいたからな。2人で行って関わりを持つ方法を
まあ、総リーダーと右腕が本の通りの不良だったらいいんだが。
と考えていると
「君たちは付き合っているのか?」
との平田さんからの質問が。
「いや、付き合ってないですよ、平田さん」
なので答えると、
「そうか。あと、その平田さんというのと敬語をやめてはくれないか?歳は違えど学年も一緒だしこれから行動を共にすることも多くなるだろうからな。名前も誠志郎で呼んでもらって構わない。それと、君たちの名前を聞いていなかったんだが、名前はなんという」
との要望と質問が。俺からだした協力の要望を飲んでくれたので、誠志郎の要望を飲まないわけにはいかないしそれはいいんだが……
「名前言ってなかった俺たちが悪いっすけど、名前も聞かずによく協力する気になったっすよね。な、虎哲」
うん、流石、俺の気に入った男。
すっげえ面白いwww
「ほんと、面白いな。彪太。あ、俺の名前は大神虎哲だ。これからよろしくな、誠志郎」
「俺は七草彪太。虎哲が気に入ってるし仲間としては認めてやるけど、虎哲のこと好きになったりしたら容赦なく潰すからな。よろしく、誠志郎」
「ああ、よろしく頼む。虎哲に彪太。」
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