入学

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「うわー、門、超王道」 あ、どーも。大神 琥哲です。 一応盛り上がってます。 なんせ、仕事の依頼の話を聞いてからホモ男子校にいくことになったとある友人に説明したら読まされた本の通りだからな。男子校でのホモ本のは大方読んだので予習はばっちりだ で、仕事の依頼の話があってから数週間たち、今日は入学式の1日前の日 本当は、2日前に入寮式があったんだが、こいつを説得するのに手間がかかり、今日入寮することになったんだよな ああ、こいつっていうのは、俺の親友で仕事上のパートナー的な存在である七草 彪太のことな。 「…………」 ま、いまは不機嫌真っ只中だが。 でも、俺も彪太の立場なら不機嫌どころか荒れまくるだろう。 なんせ、2日前の入寮式の日に彪太もこの学園に入ることを伝えたからな 彪太がいる、いないじゃあ仕事の進め具合なんか、比べもんにならないからな。彪太もこの学園に入ることも親父にだした条件のひとつだ。 まあ、他にも条件はあるが、それはのちほど。 いまは、俺らの向かいに来る、副会長がどれだけグズなのかをメモらなければ。俺らなら、この学園に来るまでに学園の情報を調べきることは可能だが、どーせ三年間もいるんだから学園に入ってから集めて二年になってから革命を始めようという予定だ。 とりあえず、副会長はグズ確定だな。 8時に門に来いと言われ、今は8時10分 5分前行動も出来ないなんて副会長失格だろう。
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