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副会長を見失わないように歩いて30分近くたち、ようやく理事長室に着いた
20分ほど、門からばかでかい校舎までかかり、校舎に入ってからすぐ、エレベーターにのり、副会長が持っていた銀色のカードをスキャンすると、6階と7階のボタンが光り、7階を押してエレベーターで7階に着き、以外にも王道みたくキンキラのドアでなく、金持ち感漂う木製のドアの理事長室に到着したのが計30分ほど。
いや、なげぇよ。
まだ、エレベーターでササッとこれたからいいにしても、教室とかだと、さらに時間かかるんだろうな……
めんどくせえ
散々心の中では愚痴たらしながらも無表情を貫き通していると、副会長がノックをし、失礼しますと理事長室に入っていったので俺らも続く。
だが、ノックして、理事長がどうぞという前に入っていったことに凄い驚いてる。
理事長という、目上の人だぜ?
なんて低脳………仮にも坊っちゃんが。
「失礼します」
まあ、俺は失礼しますすら言わないけど。失礼しますっていったのは彪太だ
その彪太の後ろでペコッと頭をさげて部屋にはいると、普通の校長室とか理事長室レベルだった。
まあ、物とかは高そうだが。
「ああ、源くん。案内ありがとう。もう下がってくれて構わないよ」
「はい。では、失礼します」
部屋を物色していると、理事長が副会長に退室を促し、副会長が退室した。
よし。これで文句がいえる。
「博文さん。殺すよ?」
「ひどいなー、琥哲」
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