虚しく光る正方形

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「私ね、昨日の夜、彼氏と会ってたの。この部屋で」 「ううん...正しくは、好きな人」 「え」 「昨日のよる?」「すきなひと?」 「うん、私にとっては。彼にとってはセフレかな」 「....」 やっぱり身体は正直。重なったままでも、抱かれたままでも、 繋がっていたそれは、腰を密着させてても、自然と、ほどけた。 「ちょっと待って。昨日って、 ここに居たのは友達とその彼氏って」 「うん、それは本当」 「かんたんにいうと、私の好きな人と友達がしてたの」 「私がお風呂に入ってるときに」 「そんな..」
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