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「菜奈…ずっと会いたかった…」
翔は菜奈を抱き締めた強く…強く…
「翔…翔…」
菜奈は何度も翔の名前を呼んだ…
そして翔はポケットから何かをとりだした…
「菜奈…」
翔はにっこり笑い細い菜奈の薬指に…光輝くダイヤの指輪を…
「結婚しよう‼俺が菜奈を幸せにする…俺には菜奈が必要なんだ…」
菜奈は泣きながらただただ頷いた✨
翔は出所してから何度も菜奈の花屋に来ていた…ただ遠くから菜奈の事を見つめていた…
そして菜奈に渡す為に一生懸命に働き、やっと指輪を買う事ができた…
そして菜奈に自分の気持ちを伝えた…
菜奈の笑顔…大好きな菜奈の笑顔…
もうその笑顔が曇る事はないだろう…
二人は過去を思い出に変えて新しい道を二人歩きだした…
今日も向日葵は太陽に向かい笑いかけていた…
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