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「いらっしゃいませー!あ!悠登くん久し振りー!半年ぶりくらいかな?」
「あ、茜さんお久しぶりです!そうですねー、前に染めたとき以来なのでそれぐらいかもしれません。」
店内は落ち着いた雰囲気で、女性客も男性客もいた。
俺たちを出迎えてくれたのは、茶髪のショートボブの女の店員さん。
「今日俺と、隣にいる友達の分も予約してると思うんですけど・・・。」
どうやら、俺には髪の毛を染めないという選択肢はないらしい。
何してくれているんだ、コイツ・・・。
「あー、はいはい。綺堂くんだったかしら?どうする、何色に染めようか?」
「あ、俺そういうの全然わからなくて・・・。」
言い終わって気づく。
俺ついつい染める前提の返しをしてしまった・・・!!
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