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PiPi!PiPi!PiPiPi!
カタッ・・・
目覚まし時計のアラームを止め、起き上がる。
「ふあ・・・朝か」
取り敢えず朝起きてする事といえば、シャワーを浴びる事だ。
因みに俺は一緒に歯も磨く派。
・・・楽だしな
そして上がると自室に戻り、着替えてパソコンの電源をつける。
こうやって、時間まで過ごす。
・・・ピンポーン
もうか・・・
気付けば時間が来ていて、親友が迎えに来た。
「おう」
「おはよ!」
こいつが俺の親友、遊木(ユウキ)。
ユウキ「裕(ユウ)は今日も早起きしてゲーム?」
裕。それが俺の名前。
ユウ「ああ、まぁ暇だから」
ユウキ「何でその時間を勉強に費やせないのか・・・」
ユウ「別に、最低限出来れば良いだろ・・・それで飯を食っていく訳でもない・・・というか学年5位だし最低限どころか頭がいい方じゃねえか・・・」
ユウキ「ダメだよ!もっと向上心を持たないと!」
ユウ「はぁ・・・流石、学年1位は言うことが違う」
ユウキ「あ、あれはマグレだよ!たまたま!」
こうは言うが、照れているだけでそれだけの努力をしている。
別に威張れる程頭の良い学校では無いが、1つの学校に格段に頭がいいやつが絶対に居ると思う。それの更に上だと想像してくれればいい。
努力せずとも天才的な才能を持つユウキ。
それが努力し凡人との差を大きく開いていく。
そして俺も、所謂天才らしい。
ユウキ程努力は出来ないが・・・というかしないが、ある程度はライバルと言える程に競える。勉強以外でだけど・・・
と、考えていると。
─前触れも無く、二人は姿を忽然と消した。
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