異世界転生

彼女の顔を見ると、怒りは消え去った。

改めて見ると、本当に綺麗で・・・

って、可愛いから許したのか・・・？俺。

ユウ「ふぅ・・・まぁ、もう落ち着いたみたいなので・・・良いです。」

この魔眼？の能力は・・・

《屈服》

相手を屈服させる能力。

どんな相手でも例外無く、屈服させる。

という事しか分からない。

どんな相手でも例外無くって・・・それは無いだろ。

認識の誤りか？そんなものがあれば好き放題出来る。そんな存在が居て良いのか？

試行錯誤の結果、認識の誤りだろうということで自己解決した。

発動するには眼に力を入れる・・・

こう、か？

ルーラ「ッ！！！？」

ルーラさんが、目の前で跪いた。

ユウ「・・・え？」

ルーラ「なッ・・・第一天使の、私が・・・ユウ、さん・・・？」

それと同時に感じたのは、疲労感。

ユウ「・・・ルーラさん、何してるんですか・・・？」

ルーラ「魔眼、を・・・解いて下さい・・・」

ユウ「えと・・・こう？」

ユウから感じた、圧倒的な威圧感が消え去った。

ルーラ「・・・ユウさん、まさか貴方・・・神」

『ルーラ、まだか？』

ルーラ「！ユウさん、すみません。時間がきたようなのでこれにて異世界へと転生させていただきます。」

ユウ「あ、はい」

ルーラ「では。」

そこで、ユウの意識は途絶えた。