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「柚~!!」
皆が駆け寄る。
「お前ッッ……どこ行ってたんだよ!」
「未来は?未来に帰ったんじゃないの?」
一斉に皆が言う。
「……未来には帰りました……」
柚が小さな声で話始める。
「けど、アタシの場所はありませんでした。」
柚の言葉に、皆が黙る。
「心でここを求めてしまって……。
また落ちてきちゃいました。。。
此処にいても……いいですか?」
「ふっ、あったりめぇだ!
おめぇがいないから、源さんが大変だったんだぞ!」
聞き覚えのある台詞。
「そうそう、着るものもなくなるしねぇ」
「廊下も汚れている」
その流れねぇ~。
「よろしくお願いします」
柚が頭を下げると、
「近藤さん達に知らせてこないと!」
と、6人はバタバタ走り出した。
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