4 菊の咲く庭 ①

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「今日は……2つも?」 「そうだよ。体が緩んで、痛みが和らぐから」 少し躊躇する僕に そう言って冬和は水を汲んだグラスを手渡した。 ――どうなってしまうんだろう。 思いつつも言われるがまま 真赤な菊の粉を流し込む。
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