5 菊の咲く庭 ②

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「柔らかいよ、すっかり僕を求めているから」 低く掠れた声が 耳元に囁く頃には――。 「……いやぁ」 「もう指じゃいやだって?」 「ンンッ……」 「そうなんだろ?真宙」 冬和の指摘通り。
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