5 菊の咲く庭 ②
3/27
読書設定
目次
前へ
/
27ページ
次へ
「……ああ」 群れをなす篝火(かがりび)のような大輪の菊が 赤と藍に染まる毒々しい空に向かって首を伸ばす。 そして――。 そこに溶け込む 冬和の倦怠に満ちた微笑み。 「そうだよ、ずっとこうしたかったんだ……」 この世のものとは思えぬその光景に 思わず僕は泣き声のような吐息を洩らす。
/
27ページ
最初のコメントを投稿しよう!
42人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
21(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!