5 菊の咲く庭 ②
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「いいから……早くかき混ぜて」 早く身体の刺激に身を任せないと 頭の方がどうにかなってしまいそうだった。 「鼓動が凄い」 「……あの薬のせい」 優しくも意地悪い唇が。 羽先でなぞるように 僕の胸まで下りてくる。
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