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翌朝、目覚めた私は少し寝坊をしてしまった。
案の定、モバゲーサバイバルが気になって眠れず、夜更かししてしまった。
「わーん…
肌に毒だよー………」
などと後の祭りを嘆きつつも着替えを済ませて、二階の寝室から一階のリビングに降りていく。
クリーニングにかけたばかりの制服を椅子に掛けて朝食を作り、盛り付けてテーブルに並べる。
「では…いただきます」
手を合わせ、食事前の日本人にお馴染の儀式をしてから朝食を口に運ぶ。
この家……私の家の住人は、現在は私だけ。
私以外の住人はみんな6年前に亡くなり家事、食事、買い物は全て自分一人。
「はむッ………
むぐむぐ………美味しいぃ」
今朝のメニューはトーストに紅茶、ヨーグルトという簡素なモノだが、侮るべからず。
トーストに付けているジャムはお手製なのだ・・・・・・・・・
材料は完全に市販なのは言うまでもない事なんだろう。
至福の一時はあっという間に過ぎ、朝食を食べ終わった私は食器を流しに置き、ちゃんと荷物を持って家を出る
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