0人が本棚に入れています
本棚に追加
「ところで優歌
あんたゲームに参加するわよね?」
頬杖を突きながらこちらを見上げる香月にウィンクしてサムズアップし
「勿論。
香月のお誘いを断る理由なんか無いんだもの」
「んッ。
なら良し♪」
笑顔で答える私を見て、香月は満足気に柔らかく微笑む。
それにつられて私も微笑むと
「ん…優歌ちゃんかぁいいよぉ」
そんな○○○の鳴く頃のキャラみたいな喋り片で私に抱きつき頬擦りする小さな女子もとい猫(?)が一匹
「ちょッ……みっちー………!?」
驚いている私の顔に頬擦りする雌猫(?)は八代ミチル。
私の古くからの友達の一人………本人は否定してるけど、同性愛の疑惑あり。
「うにゅ…優歌ちゃんの肌スッベスベ」
「ちょッやめッ…くすぐったいよ」
あまりのくすぐったさに私がミチルを引き剥がそうとすると、香月が抵抗するミチルをヒョイと抱えて引き剥がす。
「駄目よミチル。
そんな事しちゃ」
《助かった……ナイスよ香月!!》
香月にありがとうとお礼を言おうとする私の前で香月がミチルに一言
「独り占めは良くないわ♪」
そう言って香月もミチルと共に左右から私に抱き着いて頬擦りを始め、私は情けない声を出してしまう
「ふぇえ……」
だが零魅だけが呆れた様にため息をついていた
最初のコメントを投稿しよう!