無力

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「あれ?男帰ってる」 「ほんとだ」 急に背中で知らない男性の声がした。 振り向くとタイトなスーツを着た若い男二人が立っていた。 「え、どちら様?」 「あー、私たち早苗ちゃんの友達です。」 「噂の彼氏さんですか?」 後ろでもう一人の男は笑ってる 「いや...」 「あ、じゃあ良かったです。ちょっとそこよけて頂いていいですか?」 こいつが星川さんを?殴った? いや...どうだろう? 奇麗な身なりをし、言葉遣いも気持ち悪いくらい丁寧だ。 でも、不気味な感じがした。
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