第1章
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東京に雪がぱらついた… 見上げた空は、真っ暗闇で冷たい風が頬を突き刺した… いつかのあの日もこんな雪の日で左隣の貴方のポケットに手を突っ込んで握りしめて貰った指先がとっても温かだった。 今の私の指先をポケットのカイロが温める。 目をつむり… 貴方の姿を思い出す。 逢いたい… 雪が雨に変わり…私の頬を伝うのが涙だと誰にも気づかれまい(笑) 雪に紛れて泣いてしまえ! 明日頑張れるように。
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