天然

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???side 昼間、面白いものを見つけた 「ひっじかったさーん!」 「テメェ・・・人が返事をしてから入れ!」 「えー、嫌ですよ。それより聞いてください!さっき面白いものを見つけたんです!」 「面白いもの?」 「小柄な男の子がでかい浪士を五件先の家の前まで吹っ飛ばしたんです!鞘から抜いてない刀で!」 「・・・んなわけねぇだろ」 「本当ですって!」 「お前の言ってることが本当ならどこの潘もそいつのこと欲しがるだろ」 「そうなんですよ。だから戻ってくる前にその子の家まで尾行したんです。普通の市民でしたよ?」 「・・・」 「どうします?土方さん」 「はぁ・・・わあったよ!でも、それは明日だ。もう夕暮れだからな」 「流石土方さん!じゃあこれ、貸してもらいますね!」 僕は土方さんの俳句が書いてある冊子をヒラヒラさせると土方さんの部屋から退室した 遠くから土方さんの怒鳴り声が聞こえたけど気にしないで自室へと戻った
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